散文詩

どのような人間でも、

人も羨む、美貌の顔のその人でも、
人目を憚る、醜い顔のその人でも、

人を惹きつける、愛らしい心を持ったその人でも、
人を遠ざける、厭 ...

散文詩

幸福も死も

それはじっとりとして熱い

 

この手からこぼれ落ちる

この指の間からすり抜けて

力強く 握りしめられもせず

散文

貴方のこと、
貴方のその断片をどんなふうに張り合わせて、
貴方を造り出しましょうか。

何もない暗闇のその真ん中に、肉片が一つ、
貴方、
貴方と呼ぼう。 ...

散文

貴方を愛そうと思う。

だからまず、僕達が身にまとっているこの邪魔なものを脱いでしまおう。
それにはただ服を脱げばいいというわけじゃない。
ただ服を脱いだところで、僕達 ...

散文

 私が母親の子宮から生まれ落ちてから、もう一度この世界に生まれたのは、 当然のことながら私が最初に死んだ後のことでございます。

 幼少時代、私は信頼の中に生きていました。両親や他の大 ...

散文詩

何か言いたいことは?
何もない
生み棄てられた、まま、ただ、それだけだ、 それだけで、
私はあなたに出会いに行く

「あっ、あなた、私、見覚えがあって?私…似て ...