「フランス渡航記その6」(完)

私たちは明日の昼にパリを発つため、実質今日がこの旅行の最終日となる。

今日はパリを少しだけ離れヴェルサイユ宮殿に向かうことにする。
フォーテーヌブロー宮殿と迷ったのだが、太陽王の「この世で一番の宮殿を!」という意気込みに押され、やはりヴェルサイユに行くことにする。

我々は鉄道のRERに乗り込む。乗る列車を微妙に間違えつつ小一時間列車に揺られ、ヴェルサイユ宮殿を目指す。

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フランスはパリ以外は田舎だというらしいが、パリから少し離れたたけで窓からの眺めは確かに長閑なものである。

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ヴェルサイユ宮殿に到着。
遠くに見えるのがヴェルサイユ宮殿である。手前には太陽王の彫像が。

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門をくぐり宮殿の敷地内へ。

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宮殿内部はもの凄い人でごった返している。

 

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太陽王もお出迎え。

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かの有名な鏡の廻廊である。

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天井は絵画で埋め尽くされている。

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マリー・アントワネットさんもご登場。

宮殿はやはり豪華絢爛!であるのだが、私たちはドイツはミュンヘンでバイエルン王の居城であるレジテンツの、これでもかという豪華さとその広さを体験していたので、実をいうと少々拍子抜けである。フランス革命のときにその混乱の中で、宮殿から随分と色んな物が盗まれたらしいがそれが原因なのだろうか?

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私たちは庭に出てみる。周りには何も無い。そして広い。

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何処までが庭なのだろうか。そしてこの完全なシンメトリー。

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庭には小気味よく整えられた木も。

私たち庭園を歩き少し離れた大トリアノンを目指す。

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相当な距離を歩いて大トリアノンに到着。大理石が美しい。

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その近くにはマリー・アントワネットの離宮が。

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離宮の内部にはマリー・アントワネットが使っていたというベットも。

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離宮の庭には天使がいました。

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帰りは庭園内を運行するちいさなバスに乗る。歩くには遠すぎました。

私たちはヴェルサイユ宮殿を後にしパリに戻る。
意外にも時間に余裕があったので、何となく行けずじまいになっていた大進化博物館へ向かう。

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あれが大進化博物館である。
この辺りはこうした博物館がいくつか並んでいるようである。次の機会には他のところにも行ってみたい。

中に入ると、

 

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象を先頭に、

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動物たちが大行進である。

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大行進を上から見たところ。
展示には剥製の他に作り物も混じっているようである。流石に象の剥製というのは難しい気がする。

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天井はガラス張りで青く光っている。

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他にも沢山の動物たちが。

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コアラがこんなところに。

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昆虫だっています。

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あの不思議の国のアリスのドードー鳥もいました。
これは復元したものでしょう。骨格はわずかに残っていました。

ドードー鳥の奥の扉を開けると、暗く照明が落とされた空間に絶滅してしまったか、もしくは絶滅危惧種と思われる動物たちが。

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これはホワイトライオンか。

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これはタスマニアタイガーではないか。

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変な頭の鳥。

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素敵な頭の鳥

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絶滅してしまうような種というのはどうしてこんなに魅力的なのでしょう。

時刻は丁度夕食の時間である。
私たちはかつて貧乏画家たちが通ったというポリドールというレストランへ。

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中は満員である。
それにしてもフランスの人はよく喋る。全員が少しも途切れること無く、しかも結構な音量で延々と喋っているのである。

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ポリドールのワインを頂きました。安いのに美味しい。

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これは鳥のシチュー煮込み。

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こちらは鴨である。

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最後にデザートも頂きました。

腹ごしらえを終え、私たちはこの旅行の締めくくりとなるポンピドュー芸術文化センターへ。

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センターの象徴ともなっているパイプのエスカレーターが眩しい。ここは夜までやっているのだ。
ここの5階と6階が近代美術館である。中には近代、そして現代の美術が並んでいる。

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こちらはモンドリアンのコンポジション。

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ピカソもあります。

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バルティスもあります。

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ジャコメッティの初期の作品。素敵です。

そして私にとってはやはりこれである。

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フランシス・ベーコン。これは嬉しかった。

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大きな三連画もこのように。

続けて私を感動させたのがこれである。

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デュシャンの便器。これがあるとは。

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デュシャンのガラスの作品も。かの大ガラスの一部にもなっているもの。これにもヒビが。

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マグリットも登場。

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キリコのこの作品も。本で見てたやつです。

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ダリだってあります。

 

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タンギーもね。

私にとってのパリとはやはりシュルレアリスムのパリである。これまであまりシュルレアリスムの作品に触れることが出来なかったが、ようやくここで出会えたのである。

そして極めつけはこれである。

 

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アンドレ・ブルトンの自宅を再現したもの。

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呪術的な品物が並んでいます。

これでポンピドューもいよいよ見終わり、私たちはホテルへと戻る。
パリの旅もこれにておしまいである。私たちは明日、日本に戻るのだ。

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こうして一夜明けた翌日の昼に、私たちはパリを後にしたのである。

おおパリ、見所が一杯のパリ。
ワインとチーズとパンの街だと思いきや、そこは紛れもなく世界有数の都会であり、色んな物がごった返しているのを石作りの素敵な建物におさめていたパリ。
そして絶えず私を緊張と興奮に包ませ続けたパリ。
それでも、やはりパリは楽しかった。

ありがとう。ボンジュール、メルシィ、シルブプレ!