「フランス渡航記その2」

我々はパリの街に繰り出す。

R0012634

街並はやはり素敵である。これがパリなのか・・・。
とはいえやはりパリは都会というだけあって車の交通量も多く、行き交う人もどこか慌ただしげである。去年訪れたドイツのミュンヘンの穏やかさに比べ、この感覚はむしろ“東京”に似ていると言えなくもない。

私たちは滞在期間である一週間の間、交通期間が乗り放題となる「ナヴィゴ デクーヴェルト」を手に入れ、通勤時間だった為か満員電車状態のメトロに乗り込み、パリ観光の最初を飾るべくエッフェル塔へ向かう。

R0012640
メトロを出て建物の角を曲がると突然エッフェル塔が眼に飛び込んできた。
流石はエッフェル塔なのか、パリに来たのだという感覚が否が応にも強くなる。

今回が初めてのパリである。やはり有名所は一通り押さえなくてはなるまい。
我々が次に向かったのは凱旋門である。

R0012663
これが凱旋門か〜。そうかそうか〜。
テレビや写真であまりにも何度も見ている為、来たことがあるような、そんなはずはないような何とも微妙な感じである。

凱旋門でパリの殆どの美術館や施設が入れる「パリ・ミュージアムパス」を手に入れ、私たちは凱旋門の中に入り屋上を目指す。

R0012677
凱旋門内部。異常に長い螺旋階段。これは疲れる。

R0012682
凱旋門屋上からの眺め。遠方にサクレ・クール寺院が見える。

凱旋門からバスでシャンゼリゼ大通りを抜け、コンコルド広場へ。

R0012699
コンコルド広場。ナポレオンが奥さんへのお土産に持ってきたという噂のエジプトの石碑がそそり立つ。

少し戻るとシャンゼリゼ通りは何やらクリスマスっぽい屋台(あくまでお洒落な)みたいなものが並んでいる。

R0012696
私たちはそこで去年行ったあの懐かしいドイツのバイエルン州の旗のマークを発見する。そこでドイツの絶品ソーセージに再会したのである。

ここからチェルリー公園に侵入したりしながら、私たちはノートル・ダム寺院に向かう。
ここで、かのセーヌ側を間近に望む。そして地図を見ながら、あのポン・ヌフ橋が近いことに気が付く。ポン・ヌフ橋といえばあのレオン・カラックスの映画「ポンヌフの恋人」である。
これは渡ってみなくてはならない。

R0012706
ポン・ヌフ橋に到着。

R0012712
ポン・ヌフ橋からセーヌ川を臨む。これがポン・ヌフ橋か〜。う〜ん。まぁ映画のあの鮮烈な印象に比べてどうということもないのだが、なんとなく感動である。

R0012701
セーヌ側に沿った歩道には本当の意味での古本屋さんが。

R0012702
素敵である。端っこを持って引っ張りだそうとしてはいけません。

R0012718
ノートル・ダム寺院に到着。

R0012738
寺院の内部には模型もあります。全体の造形が何とも素敵です。

R0012757
反対側にも廻ってみました。こちらの方が好みですね。

R0012758
ノートル・ダム寺院のあるシテ島を繋ぐ橋の柵に夥しい数の錠前が・・・。どうやら恋人たちがここでお互いが離れてしまわぬようにと鍵をかけていくものらしい。
しかし、この見てくれはどちらかというとおぞましい。
私はこういうのを見ると、いかに人と人との関係が危ういものかという、その反証しか感じないのだが如何だろうか。

我々はセーヌ川を超えて、文教地区であるカルチェ・ラタンへ。
この地区は非常に落ち着いていて居心地がいい。次回またパリに来ることがあればホテルは是非この辺りにしたい。因にガイドブックにはかのシュルレアリスムの創始者アンドレ・ブルトンが自動記述を試みたというホテルがこの辺りにあるらしい。

R0013379
こちらは歴史上の著名人たちが安置されているパンテオン。

R0013395
内部の荘厳な雰囲気に圧倒される。

R0012817
地下にはヴォルテールさんがいました。

R0012832
カルチェ・ラタンを歩いていてその途中に画材屋を発見する。
イーゼルが安い。

R0012833
額の部屋には厳重に鍵がかかっています。

R0012838
初日の最後に向かったのは中世美術館である。建物にも歴史があり魅力的。

R0012848
中世の武器。中世ファンタジーが好きな私には堪らない。

R0012901
古い木彫りの像。

R0012926
何ともいえない雰囲気を醸し出すタペストリー。

初日はこれでおしまいである。

パリのレストランは総じてお値段が高いということで、今日の夕食は様子を見てスーパーで食材を買い込みホテルで食べることにした。

ホテルの近くのスーパーに行ったのだがこれがまた安い、箱には入った丸いチーズが200円程。サラミやパテなども日本の大体半額といった印象である。

R0012950
おもわず二人で食べきれない程買い込んでしまい、あると食べずにはいられない私は、眠っては食べ、眠っては食べと一晩中食べ続けることになったのである。