「ドイツ渡航記その2」

日本との時差は-7時間。朝の4時半に目が覚めた私たちは準備万端で、ホテルの美味しい朝食をゆっくり頂いた後、朝のミュンヘンの町へ繰り出す。

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中央駅からカールス門を抜けてノイハウザー通りへ。

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ああっこれがミュンヘンか…。美しい街並が目の前に広がる。
左手にはかのルードッヴィッヒ2世が眠るミヒャエル教会が見える。
修繕工事中のようであるがなんとミヒャエル教会の写真が全面にプリントされている。
流石は名だたる観光地ということか、主要な建物は例え工事中だとしてもその景観を可能な限り維持しようとする徹底した意気込みが感じられる。

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こちらはミヒャエル教会内部。その美しさに早速圧倒される。

ノイハウザー通りを抜けてマリエン広場へ。

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マリエン広場のシンボルの金ピカに光るマリア柱像。

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広場を見下ろすネオゴシック様式の新市庁舎。迫力である。

とりあえず街並を堪能した我々は、広場からほど近いバイエルン王家であるヴィッテルバッハ家の本宮殿であり居城であったレジテンスに向かう。

ここがまさに豪華絢爛。終始圧巻でもうほとんど訳がわからない位である。

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入る部屋入る部屋、光り輝く調度品と壁面や天井に敷き詰められた絵画のオンパレード。
絵描きの端くれとしてこの絵画の数は驚異的である。一体どんな人たちが何人でどのくらいのペースでこれを描いていたのか?まったく見当がつかない。

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ルネッサンス様式のアンティクヴァリウムという丸い天井の大広間。
左右には夥しい数の彫刻が並ぶ。

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ここは祖先画ギャラリー。回廊のような空間に121枚の肖像画がきらびやかな装飾に囲まれて壁の中に埋め込まれている。

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一枚一枚を全て注意深く見ようという気を最初から削がれるちょっと信じられない光景である。

他にも夥しい数の銀食器が並ぶ部屋などがあり、宮殿全体としてかなりの広さである。
ここでどんな風に生活していたのか全く想像ができない。

さらに宝物館には王家の宝物が並ぶ。

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もうこれぐらいにしておこう。

すっかり歩き疲れた私たちは、ミュンヘンの名所というビアガーデン「ホーフブロイハウス」に向かう。

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ドイツに来て初となるビールである。
この後ドイツ滞在中の水分は冗談ではなくほとんどビールを飲むことになる。

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同時に名物の白ソーセージも頂く。
仔牛の肉にパセリや香辛料を混ざて茹でたもの。爽やかな口当たりで美味しい。

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我々はマリエン広場を戻り、来るときに見上げていたフラウエン教会のタマネギ型の屋根の塔に上る。

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こちらが塔のてっぺんから観たミュンヘンの眺め。

私はたちはそこからさらに少し離れた場所にある、アルテ・ピナコテーク、ノイエ・ピナコテーク、モダン・ピナコテークという三つのたてものが隣接する世界で六本の指に入るという美術館へ向かう。

まずは15〜18世紀のヨーロッパ絵画が集まるアルテ・ピナコテークへ。

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完全にシンメトリーの構造をしたこの美術館は部屋が一直線上に並んでいる。
そして基本的に二段がけの凄まじい数の絵画。

ガイドブックなどである程度解ってはいたものの、デューラーの自画像をはじめ画集などで眺めていた絵が目白押しである。

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海外の美術館らしく模写をしている人も。
使っている画材や支持体が異常に気になる。

一通り見終わり、ここで時間的にも体力的にも流石に限界である。
あと2つのピナコテークを残し、私たちはマリエン広場に戻り夕食にすることにした。

ここまでで美術館でチケットを買う時やビアガーデンなどで英語でのやり取りを少しずつこなしてきてはいたのであるが、注文のときにドイツ語や英語のメニューというのはやはり不安である。
ガイドブックを見ながら私たちはどのレストランにしようかと思いあぐねる。そこで日本語のメニューもありという店を発見し即決。場所はまさに広場の目の前。
我々はドニズルという店に入った。

流石は観光地なのか日本語のメニューを見る以前に全ての料理が写真入りである。
指差しで難なく注文し、夕食にありつく。

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豚のカツレツ。

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豚肉をあぶり焼きしたもの。

日本に比べて量が1.5〜2倍はあろうか。付け合わせポテトも大量である。質より量のわたしも満足であった。

ミュンヘン観光の1日目がこれにて終了である。